質問
私は、２０代の女性です。夫と性格が合わず離婚したいです。夫と話しても親権は譲らないと言われ、離婚が成立しません。弁護士に頼みたいのですが、お金がありません。どうすれば良いですか？
回答
法テラスに相談しましょう。法テラス（日本司法支援センター）は、法務省の所管法人で公的なサービスを担っています。
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個々の弁護士事務所で分割払いでの依頼もできますが、相談に行かないと分割に応じられるかはわかりませんし、事務所によっては分割払いはしていない事務所もあるので、法テラスに相談に行ったほうが手っ取り早いでしょう。
法テラスでは、相談が３回まで無料でできます。
法テラスは経済的に余裕のない人が利用できる制度です。そのため、資力等の基準があり、審査が必要です。
基準はこちらから
弁護士・司法書士費用等の立替制度のご利用の流れ | 無料法律 …
審査に通過すると、毎月５０００円を法テラスに支払うことで弁護士に依頼ができます。
法テラスですが、経済的に困窮している方は必ず利用してください。弁護士が入ることで、直接やりとりしなくて良くなります、解決することの悩みを共有してくれます。
正直、弁護士は法テラスの利用は消極的にしたいんです。なぜか？弁護士費用が安く、手続きが面倒だからです。弁護士費用は、日弁連旧報酬金、いわゆる相場の７割程です。弁護士が自由に弁護士費用をあげることもできません。法テラスが決める金額に高速されるからです。また、法テラスへの審査、中間の報告、終結の報告をしないといけません。法テラス以外の案件ではない負担で結構手間になります。
なので、弁護士は法テラスの利用が嫌というのが正直なところです。私も、一定数は受けるべきであると思ってやっていますが、全部が法テラス案件であれば事務所は持ちません。まあ法テラスの費用設定が低いのがそもそもの問題なのですが・・ですが、多くの弁護士は社会に必要だと思って対応しています。法テラスだからといて手を抜くとかないです。法テラス案件だからといって、やるべきことをやらなければ懲戒対象になりますから。
ですので、本当に経済的に困窮している方は法テラスを利用するべきです。
法テラスで受任している方に言いたいのは、法テラスだから弁護士が手を抜くことはありません。もし手を抜いていると感じたら、それは担当弁護士のスタンス・やり方の問題であり、費用で差を設けることはありません。単純に弁護士との相性が合わないというだけですので、弁護士の変更を考えたほうが良いでしょう。お互いにとって、納得できるでしょう。
私は、このサイトから法テラスの案件受任はしませんが、お金で苦しんでいる方が法の支援を受けられる世の中であってほしいと思っています。
