過去10年以上の裁判例の分析を基に、最適な賠償額の見積もりをいたします。個人情報の入力は不要です。
>>無料査定サービスはこちらから
質問
交通事故に遭いました。通院をしていましたが、保険会社から電話があって今月で治療打切りになりました(事故後3カ月)。むち打ちでまだ首に痛みがあります。後遺症の申請をしたほうが良いでしょうか?
回答
(むち打ちの場合)示談を急がないならやるべき。ただし、骨折等の重い傷害を負った場合には申請すべき。
後遺障害ですが、申請から結果がでるまでに2カ月以上はかかります。3カ月以上になることも珍しくありません。そのため、この時間がかかることがデメリットです。
反対に後遺障害申請をしてその他のデメリットはありません。保険料があがるわけもないですし、費用がかかるわけでもありません。
なので、ぶっちゃけ、早くお金がほしいという方は示談に進んでも良いと思います。ただし、絶対に後遺障害を申請すべき事故・けが状況もあるので、安易に申請しないという選択をしないでください。あくまでむち打ちの場合の判断です。骨折などの重い傷害を負った場合は時間がかかっても申請すべきです。弁護士に相談しましょう。
申請しないとその後の後遺症分の保障をまるまる損することになります。それだけは避けてください。
異議申し立てすべきか?
先ほどの話は申請するかどうかの判断です。
申請して、非該当となった場合に、異議申し立てをするかの判断ですが、非該当の理由によるとしかいいようがないです。この場合は、一度弁護士に相談してください。私の経験だと、むち打ちでヘルニア等がない場合は難しい、重い傷害の場合は覆ることもある、っていう感覚です。
注意!弁護士も医学の専門家ではありません。短い相談時間では判断に限界があります。そのため、多くの弁護士がやってみないとわからないという回答になると思います。
ですので、やってみないとわからない、ということを頭に入れてもらったほうが良いと思います。
納得いかない場合は異議申し立てをしましょう。また、異議申し立てをしながら裁判を同時にやっても良いかと思います(ここはそれぞれの受任弁護士の判断)。
弁護士費用特約
弁護士費用特約というのは、あなたが加入している保険会社が無料で弁護士費用を負担してくれるという制度です。無料で弁護士に依頼できるので、交渉で上げた賠償額は全て依頼者が獲得することになります。
交渉だけであれば、早ければ1か月以内、遅くとも3か月程度で示談がまとまります。
せっかく弁護士費用特約に加入しているのであれば、使わないともったいないです。
弁護士費用特約を利用できるかは Q弁護士費用特約を利用できる場合 を参照ください。
なお、一度示談してしまうと、もう交渉はできません。もちろん裁判もできません。示談をする前に必ず弁護士に相談しましょう。
無料査定
過去10年以上の裁判例の分析を基に、最適な賠償額の見積もりをいたします。個人情報の入力は不要です。
>>無料査定サービスはこちらから